neomusha

ゲームとテックを、ぶった斬る。

魂斗羅スピリッツ

── 西暦1992年、コナミが突きつけた「漢」への最終回答 ──

THE LEGACY // 魂斗羅の系譜

「魂斗羅」

それは熱き闘魂を生まれながらに持った、ゲリラ戦術の達人に与えられた呼名である。

つまり、交渉、和平、撤退という概念をDNAレベルで削除された国家レベルでも持て余すナチュラル・ボーン・トラブルメーカーである。

1987年

魂斗羅スピリッツ(1992年2月28日 コナミ SFC) contrasupirittu_001.gif

(1987年 コナミ アーケード)

コナミよりハードボイルドアクションゲーム「魂斗羅」登場。

シュワルツェネッガーとスタローンを足して割らなかった男たちの物語が始まった。

1988年

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(1988年 コナミ アーケード)

魂斗羅の続編、「スーパー魂斗羅」登場。

そして1992年に満を持して登場したのが…

魂斗羅スピリッツ

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(1992年2月28日 コナミ SFC)

それはまさに究極の漢ゲー

息もつかさぬノンストップアクションとはまさにこれ!マッチョな男がエイリアン共を根こそぎ粉砕する爽快感!それはもう本物の映画を見てるかの様です。

映画といってもCG技術が進歩した昨今、ちまたに氾濫しているCGムービーだけで誤魔化した様な軟派なゲームでは決してありません。

ドット絵だけで映画的に魅せるゲームとはこれしか無い!これがスーファミ最高峰のハードボイルドアクションゲームだ!

これより面白いアクションゲームがあったら教えてくれ。

この挑発的な一文に対して、発売から30年以上が経過した今なお、有効な反論は提出されていない。

PROLOGUE // 序章

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西暦2636年。かつて人類は度重なるエイリアンとの戦いに勝利しこの平和が永遠に続く筈でした。

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しかし度重なる魂斗羅との戦いに敗れたエイリアンは遂にその総力を賭けた大規模な侵略攻撃を開始します。空から謎の飛行物体が現れて、映画「インデペンデンスデイ」張りに謎の光線が放たれました。

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圧倒的な物量と科学力、そして驚異的な生命力を誇るエイリアン達の前に、人類は余りにも無力でした。完膚なきまでに破壊され、炎に包まれた廃墟の都市。そして、その絶望の空にぽっかりと浮かび上がる巨大な「謎の顔」。

謎の顔。エイリアンの超科学による究極のドヤ顔である。

THE HEROES // 熱き二人の漢

それから半年後・・・エイリアンに占領され、廃墟と化した都市に熱き二人の男が現れます。

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怒りに燃えるこの男こそ地球一のタフガイ、ビル。いきなり劇画調のタッチで登場です。

言い換えると「平和な半年間が一番辛かった男」の顔である。

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そしてビルの相棒のランス。

銃を片手にやる気満々なその姿はまさに魂斗羅

…でも半顔は怖いからやめてね。

そして二人はエイリアン共を一掃すべく熱き心で戦いに挑むのでした。

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ちなみにゲーム中では右側の男が1P担当のビルで、左側の男が2P担当のランスである。色は違えど、その尋常ならざるガタイは完全に一致している。

ハリウッドの二大巨頭をモデルにしておきながら、まさかの「色違い」で処理。シュワルツェネッガーとスタローンをパレットスワップで済ませるという、16bitの傲慢さが恐ろしい。

THE ACTION // 撃つべし!

さあ、とにかくこのゲームは詳しい説明など要りません。やる事と言えばこれ!

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走って走って

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撃つべし!

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上にも撃つべし

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下にも撃つべし

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しゃがんでも撃つべし

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戦車に乗っても撃つべし

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ジャンプしながらでも撃つべし

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回転しながらでも撃つべし

このゲームではとにかく撃ちまくるべし!!

ゲームをただ「撃て」としか言っていない。しかしそれで充分なのだ。

初っ端からGIF動画使いまくりです。「見てる人はさぞ重いだろうな・・・」などとは一切考えていません。このゲームを語るときはそれだけ熱くならないといけないのです!

56kbpsのダイヤルアップ回線が主流だった時代において、このGIF動画の連発はもはやサイバーテロである。しかし、読者の通信費と読み込み時間を犠牲にしてでも己の熱量を叩きつける、これこそが当時のテキストサイトが持っていた狂気の愛なのだ。

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またあまり知られていませんがこのゲームではRボタンとショットボタンを同時に押すとこの様に真下にショットを撃つことも出来ます。「ジャンプしながらでないと下にはショットは撃てない」と思っている人が結構居るようなのですがそれは大きな誤解です。

それにしてもこの華麗なる銃さばき、工事現場のおっちゃんも真っ青です。

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まさに魂斗羅
何をしても絵になります。

THE WEAPONS // 武器紹介

このゲームではある一定の敵を倒すと魂斗羅達の武器を色々パワーアップさせるパワーアップカプセルが出現します。

パワーアップの種類は全部で5種類ありますが、中には使える物から恐ろしく使えない物まで有りますので、その時々の場面によって使い分けると良いでしょう。

「使い分ける」と言っているが、実際は特定の武器を取った瞬間に絶望するだけの二択ゲーである。

ノーマルマシンガン

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スタート時に標準装備されている武器。標準装備と言っても結構連射も効くし弾速も申し分ないので、これだけでも結構使いやすい武器です。

スプレットガン

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これはまあ見れば解ると思いますが大粒のショットガンみたいな武器です。至近距離で使うと結構強い武器ですが2連射しか出来ないのでスキが大きいのが難点です。

「至近距離で最大火力」とは「敵の息がかかる距離まで近づけ」ということだ。戦術というより度胸試しである。

レーザーガン

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威力はそこそこあるのだが、撃った後の隙が大きいのではっきり言って全然使えない武器です。

雑魚がわんさか出てくるステージでは間違いなく連射負けして死にます。しかしトップビューステージになると...。

カタログスペックだけは立派な、現実では使えない武器。就活でいう「コミュニケーション能力に自信があります」と同じくらい信用できない。

ホーミングガン

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この武器は弾丸が敵を追尾する誘導弾を発射します。連射性能もかなりあり、雑魚が大量に出現するステージでは効果絶大ですが、いかんせん威力が低い為ボス戦には向きません。

仕事は早いが力は弱い。職場にいる「メールの返信だけは光速」の同僚みたいな武器だ。

クラッシュガン

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一定の距離まで到達したり敵に当たったりすると爆発するロケット弾を発射します。連射力は低いが一発一発の攻撃力は全武器中トップなのでボス戦では絶大な威力を発揮します。

「量より質」を体現した武器。しかし雑魚戦では「質より量」が正義。人生もゲームも、万能な選択肢は存在しないのだ。

火炎放射器

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貫通力があるので壁の向こうに居る敵なども焼き払う事が出来る上に炎が途切れる事も無いのでかなり使い勝手の良い武器です。唯一の欠点は射程距離が短い事位です。

万能に見えて射程が短い。「強いけど近づかないと当たらない」──この世界の武器設計者はプレイヤーに平然と特攻を強要してくる。

バリア

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これは武器では有りませんがたまに敵を倒すとバリアカプセルなる物を落します。これを取れば一定時間無敵状態になれますがたった8秒間だけです。

短いぞ!

8秒間の無敵。カップ麺の待ち時間の約40分の1。その僅かな時間に全てを賭ける男、それが魂斗羅だ。

ボム

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画面上の敵を瞬時に一掃できる武器です。この武器はデフォルトでは一回だけしか使えませんが、敵が落とすアイテムを取れば使える回数も増えていきます。

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又、2丁の武器はL・Rボタンを同時に押す事によって同時に使用する事も出来ます。

ちなみにこの技は単なる魅せ技などではなく、ちゃんとラスボス戦闘時に使用しなければならない時が来るのです。

LとRの同時押しがトリガーとなる、狂気の二丁拳銃。香港映画の巨匠がスクリーンに白い鳩を飛ばすより早く、コナミは16bitの世界で「ガンアクションの最適解」を完成させていたのだ。

STAGE 01 // 廃墟都市

いざ戦闘開始!!

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荒れ果てた工業地帯らしき場所からスタートします。映画「ブレードランナー」を思わせるこの荒廃した世界観は最高です。しかし最初のステージだからといって舐めて掛かってはいけません。

1面から全力で殺しにくるゲームバランス。「チュートリアル(致死率100%)」である。90年代のゲームデザインは圧倒的にスパルタだった。

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序盤で気を付けないといけないのがこの怪しい犬です。

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この犬はさっきまで背景と同化していたと思ったら、主人公が通り過ぎるといきなり背景から飛び出てくるので注意が必要です。

ちなみに主人公はやられると、この様なおよそ魂斗羅とは思えない位情けない断末魔を吐いて果てます。

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「お~う お~う お~う お~う」

※エコー付き

地球一のタフガイという重厚な設定を、この気の抜けたエコーが木っ端微塵に粉砕する。そのギャップが逆に哀愁を誘う。

・・・そんな風にしてしばらく進むと

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何と戦車が放置されていました

ラッキーです、早速乗り込んで見ましょう。

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戦車を手に入れた魂斗羅はもはや無敵状態。雑魚共が一生懸命攻撃しますが全く歯が立ちません。戦車強すぎ!

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そんな訳で戦車を手に入れてほぼ無敵状態の魂斗羅はまるで無人の野を行くが如くこのままラスボスまで進んで行く・・・はずでしたが。

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搭乗から約10秒後、この戦車は突然自然大破しました。

・・・もろ過ぎるぞ。

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しかしこの男、炎にあぶられても微動だにしません。まさに魂斗羅。「精神滅却すれば火もまた涼し」を実行する男、それが魂斗羅です。

戦車に乗っているのに生身で炎を浴びている。装甲の意味とは何なのか。彼にとって戦車は「椅子」なのかもしれない。

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そしてこの火炎地帯を抜けた先は

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1面のボス「奴隷獣タカ」登場。この大きさとグロさ見よ!

このゲームではボスのグロさも目を見張る物があります。コイツの弱点は頭の下にある赤い球体部分ですのでそこを集中砲火すれば難なく倒せるはずです。ちなみにコイツ、某特撮映画の珍獣、ガ○ラに非常に良く似ていますが本編とは全く関係無いようです。

弱点が赤く光っている。「ここを撃て」と主張するボス。敵ながらフェアプレー精神に溢れている。現代のゲームが受け継ぐべき美徳である。

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1面をクリアすると何故かビルの写真が表示されます。

いつも銃を持っているせいか上腕二等筋から前腕にかけての筋肉の隆起がすばらしい。

ステージクリア毎に主人公のプロマイドが挟まる。誰も頼んでいないのにセルフプロモーションを欠かさない。この自己顕示欲の強さもまた、魂斗羅の資質なのだろう。

STAGE 02 // トップビュー

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2面では1面とは打って変わって、真上からの視点「トップビューステージ」でのプレイとなります。最初は操作の仕方に戸惑うと思いますが慣れれば問題ないでしょう。

突然の視点変更。プレイヤーへの事前通告なし。「適応しろ」──それが92年のゲームデザインだ。

魂斗羅の死に様はこれです。

結構無様

画面上から見下ろされる死に様。プライドの高い魂斗羅にとって、これほどの屈辱はないだろう。

しかしこれでは不死身の男「魂斗羅」の名に恥じるので

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スキップさせてみました
すると・・・

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ラララ~ラララ~ラ~ラララ~ラ~ラ~ラ♪

まさに魂斗羅

…どこが?

冗談はさて置き、このトップビューステージでは

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それまで余りパッとしなかった中途半端な武器レーザーガンが何と最強の武器に大変身します。全く途切れない連射はまさに最強。

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そしてこの面では穴から突如として出現する雑魚&マンホールを全て倒すと強制的にボスの元までワープします。

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このステージのボスは「多砲台掃討機ボスコスパイダー」です。

このボスはスーファミの売りの拡大・縮小機能をフルに使って颯爽と登場して来ますが、全然大したことはありません。全く見掛け倒しのポンコツです。

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2面クリア

1面でのセルフプロモーションは気の迷いではなかった。「ステージクリア=俺の筋肉を見る時間」という謎のシステムがここに確定したのであった。

STAGE 03 // 空中戦

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3面ではスタート早々、火炎放射器が手に入りますので絶対に手に入れといた方が良いでしょう。

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しばらく進むと何か得体の知れない生物が画面を覆いつくすほど出て来ます。

火炎放射器を振り回しながら先へと進みましょう。

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もたもたしているといきなり拉致されるので注意。

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さあ、ここから先は中ボスの連続です、この1番目の中ボスは弱点が下側にある為に回転棒に掴まりながら攻撃しなければいけませんが火炎放射器を持っていれば圧勝できます。

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2番目の中ボスは1番目の中ボスに姿形は似ていますが、攻撃方法は全く異なります。

主人公と横軸が合うといきなり接近してきてドリルで突いてきますので、フェイントをかけながら突いてきた所を集中砲火だ!

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3番目の中ボスは爆弾を投下した後、鳥人間を大量に放出してきますが、はっきり言って雑魚です。

しかし、鳥人間て。

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お前はフライングマンか!
この野郎・・・よりによって哀愁のフライングマンに偽装するとは許せん!

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と思ったけどあんまし似てね~

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まぎらわしいんじゃいボケ!

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フライングマンモドキ、あえなく死亡。しかしこの死に様はあの…

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シェー?

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でもやっぱし似てねー

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さあ、4番目の中ボスはこの奇妙な双子のロボット、名前は「ケニ1号&2号」です、ちなみに私が小学校の頃このゲームを初めてやった時はこの中ボスが気持ち悪くて画面を直視できませんでした。

そしてケニ1号&2号を見事粉砕すると。

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「うるせーな、外で騒いでんじゃねーよ」

と言いたげな不敵な表情でボス「ビッグファズ」登場。画像を見ると解ると思いますがかなり気持ち悪いです。

恐らく子供が見たら気持ち悪くて泣きだすと思います。

このボスの攻撃は画面全域に渡る回転火炎放射と2本の追尾レーザー、そして時限爆弾というパターンを繰り返し行うので周囲の壁を有効に使いながら戦いましょう。

CEROが存在しない時代のボスデザイン。「子供向けゲーム」という看板を掲げながら、中身はホラー映画の特殊メイク級。

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3面クリア

圧倒的な火線、迫りくるエイリアン。だが「魂斗羅ならなんとかなる」と思わせる不思議な説得力がこの筋肉にはある。

STAGE 04 // バイクチェイス

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4面は高速スクロールによるバイク戦です。しかしバイク戦になってもやることは基本変わりません。

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撃ちまくりです

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そしてしばらく進むとこの面のボス、「対魂斗羅戦艦ドドリゲス」の下部との戦闘です。
なにやら凄いネーミングの戦艦ですが、どうやらエイリアン共、たった二人の人間の為だけにこんなドデカイ戦艦を造っちゃったみたいですね。

結構小心者...

さらに進むと

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何故か味方の戦闘ヘリが突如として出現します。

「何故今まで援護射撃してくれなかったんだ!」

という魂斗羅の嘆きも軽く流して、このヘリは「ココに掴まれ」などと誘ってきます。

「掴まれ」──中に乗せるという発想は最初からない。魂斗羅に対する扱いが雑すぎる。

でもそこって…

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もろミサイルじゃん?

いくら魂斗羅が超人だからといって、飛行中のヘリのそれもミサイルに掴まるなんて、そんな馬鹿げた事が出来る訳がな・・・

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・・・なんとやっちゃいました

絶対人間じゃないねコイツ

飛行中のミサイルに素手でしがみつく。物理的にはあり得ないが、魂斗羅的には「普通」である。

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しかし、ヘリに掴まった直後、何やら怪しい男が派手に接近してきます。そしてこの男、何処に飛んで行くのかと思ったら。

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パチパチパチパチ(拍手)

何と聖火ランナーでした

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「・・・な訳ねーだろ」

そう、この乗り突っ込みが大好きな忍者こそこの面の中ボス、その名も「ロケット忍者ササキ」です。…何てセンスのない名前だ!

「ロケット」と「忍者」と「ササキ」。この3つの単語は日本語の歴史上、一度も同じ文脈で使用されたことがない。コナミのネーミング担当は酔っていた可能性がある。

そして激しい死等の末、魂斗羅はササキに勝利します。

しかし次の瞬間、今度は味方のヘリが魂斗羅が捕まっているにも関わらず問答無用でミサイルを発射!

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こらー!

味方のヘリが味方を巻き込んでミサイル攻撃。軍法会議案件だが、この世界に「軍」は魂斗羅二人だけだから審議できない。

もうこうなったらこのままボスと戦うしかありません。

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この「グラディウスⅢ」の1面で見た事があるような奴が、先ほど戦ったこのステージのボス「対魂斗羅戦艦ドドリゲス」の頭部です。

それにしてもこの男、飛んでくるミサイルに掴まりながら攻撃しています。いったい彼の握力は何キロあるのだろうか?

そしてロドリゲスを倒すとメガトン級の大爆発が魂斗羅を襲いますが

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次の瞬間にはちゃっかりヘリのミサイルに掴まっています。どうやら魂斗羅は「瞬間移動」もできるみたいですね。

爆発→瞬間移動→ミサイルに掴まる。この一連の動作を0.5秒でこなす。もはや人間ではない。

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ちなみに4面終了時のプロマイドはこれ。

ヘリの援護を受けながら4面突破。「援護」というより「巻き込まれた」という表現の方が正確である。

STAGE 05 // 渦巻の要塞

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5面は2面と同じように再度トップビューステージでの戦いになります。

2面と大きく違うところは画面上の渦巻地帯に入ると嫌というほど回される事ですね。そして目標物であるオギージェネレーターを5つ破壊すれば強制的にボスの元へ・・・

洗濯機の中に放り込まれた気分を味わえる。当時のSFCの回転演出は驚異的だったが、プレイヤーの三半規管には災害レベルだった。

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これがこの面のボスの「極秘実験生物アントヘル」です。

このボス自体はあまり強くはありませんが、ある程度攻撃を受けると突然地面が回転しだすので、Lボタンで左に旋回しながら戦いましょう。

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5面制圧。しかし彼らはまだ知らない。この直後、息つく暇もなく中ボスラッシュという地獄へ叩き落とされることを。


STAGE 06 // エイリアンの巣

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最終ステージの6面が始まるやいなや、いきなり中ボス「天王鬼龍神ジャバ」との戦闘です。

コイツは口から雑魚を絶え間なく吐いてくるので、弱点の口を集中砲火して一気に倒してしまいましょう。

最終面にして中ボスラッシュ。コナミは「最後くらい楽にしてあげよう」という慈悲の心を持ち合わせていない。

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さらに奥に進むとまたまた中ボスの登場です。こいつは一見ラスボスっぽいですが弱い部類に入る中ボスです。ちなみにこいつの名前は「天王創魔心ゴメラモスキング」らしい。弱いのにずいぶん長ったらしい名前ですが、ここから先は中ボスラッシュなので万全を期して挑みましょう。

名前の長さと強さが反比例。「天王創魔心ゴメラモスキング」──名前に15文字、倒すのに15秒。名前負けの極致である。

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ゴメラムスを倒してさらに進むと淫獣・・・ではなくて「陰獣キムコウ」が襲ってきます。コイツもそんなに強くないです、あせらずにじっくり料理してやりましょう。

「淫獣」と「陰獣」──一文字違いで意味が大きく変わる日本語の繊細さ。

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さあ、淫獣を倒した後は最後の難関、中ボスの「メタルエイリアン」の登場です。

コイツは最後の中ボスだけあってそこそこ強いです。

弱点である頭にある程度攻撃を受けると魂斗羅の真横にワープしてきて尾っぽですくい上げてくるので、ワープしてきた瞬間に少しだけ下に移動して顔面に集中砲火してやりましょう。

ちなみに全然関係ありませんがメタルエイリアンとの戦闘時に流れるBGMは映画「バック・トウ・ザ・フューチャー」のBGMにそっくりなので個人的に大好きです。

「全然関係ありませんが」と前置きしておきながら、語り出したら止まらない。ゲームレビューあるあるの一つだ。

そしてメタルエイリアンを倒した先には…

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「天王鬼ギャバ」の登場です!

このデカさを見よ!

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しかしコイツ、見た目ほどには強くはありませんでした。何か適当に顔面撃ってたら勝っちゃいました。

巨大ボスが「適当に撃ってたら勝てた」。デザイナーが見た目に全振りした結果、強さの設計を忘れたのだろう。芸術家肌のボスである。

しかしこれで魂斗羅の勝利!と思った貴方はまだまだ甘い!その後何とギャバの頭から真のラスボスが登場します。

THE FINAL BATTLE // 頭脳生命体サール

その最終ボスとは

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です

正式名称「頭脳生命体サール」。何故かコナミ製アクションゲームのラスボスは脳が多いですね。

コナミのラスボスはだいたい脳。開発チームのどこかに脳フェチが潜んでいるとしか考えられない。

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コイツは姿を現すやいなや、自分の周囲に8種類のパーツを出し高速回転を始めます。

これ自体は攻撃では有りませんが、プレイヤーが撃ったパーツの種類に応じた攻撃をしてきます。ですからどのパーツを撃つかで全く難易度が違ってきます。

「お前が選んだパーツで攻撃する」──つまり自分の運命は自分で決めろということだ。ラスボスが哲学を問いかけてくる。コナミ、只者ではない。

さらに各パーツに関して詳しく説明してみましょう。

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WARNING LEVEL: 低

このパーツを選ぶと突然ボスに足が生え左右に歩き始めます。図のようにボスの足の間に入り走りながら上に銃を乱射するのが最も手っ取り早いですが、初心者は安全地帯である画面の端から攻撃しましょう。

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WARNING LEVEL: 高

このパーツを選ぶと床の上を上下に波打ちながら高速移動する蛇が出現します。これはパターンをあらかじめ知っておかないとまず回避するのは不可能です。

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WARNING LEVEL: 中

このパーツを選ぶとバウンドする目玉を大量に降らせてきます。でもこの目玉は破壊可能な上、一個あたりの得点が非常に高いので破壊しまくって主人公の残機を増やしましょう。

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WARNING LEVEL: 最高

このパーツを選んでしまった貴方は死を覚悟しましょう。バウンドする青玉を大量に投下してくる上、この青玉は破壊不可能なので気合で避けまくるしかありません。

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WARNING LEVEL: 低

このパーツを選ぶと突然ボスがパンクアップします。見た目はかなりキモいのですがボスが少し大きくなるだけで「お前何がしたかったの?」と突っ込みたくなるようなかなり見掛け倒しの技です。

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WARNING LEVEL: 中

このパーツを選ぶと急遽ボスが画面右側に着地し2つに連なった岩(HARDでは3つ)を連続で転がしてきます。一見すると結構辛い攻撃なのですが何故か画面左側でしゃがめば当たり判定が無くなります。

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WARNING LEVEL: 中

このパーツを選ぶと自機の周りを8つのパーツが取り囲み徐々に自機の方向へ縮まって来るので、L・Rボタンを同時に押しながらの二刀流ショットですばやく破壊しましょう。

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WARNING LEVEL: 低

このパーツを選択した貴方はラッキーです。何故ならイガグリと一緒に各種アイテムも一緒に降らせてくれるので、ここで一気に武器をパワーアップできるからです。

その様はまるで某ロボットの四次元ポケットの様ですが、毎回変な物ばっかり出す某ロボットに比べたら遥かにこのボスの方が親切です。

8種類の攻撃パターンを持つラスボス。1周では全パターンを見られないかも知れない。コナミはこの1ボス戦だけで8回分の周回プレイを強要してくる。コスパの鬼である。

EPILOGUE // 裏切りの猟犬に哀歌(エレジー)はない

そして魂斗羅は上記のアドバイスを参考にしたのかしなかったのか定かではありませんが、激しい戦闘の末、見事にラスボスに勝利するのでした。

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脳死亡

「脳死亡」──戦術の有無など関係ない。巨大な脳をただの肉塊として粉砕する、圧倒的暴力の証明である。

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ラスボスを倒すと突然上から味方のヘリが登場しますが、今回もこのパイロットは一切援護射撃してくれませんでした。そして例の如く魂斗羅は恐るべき握力でヘリのミサイルに掴まりこの要塞を後にするのでした。めでたしめでたし・・・

最後まで「中に乗せる」という選択肢は与えられなかった魂斗羅。

・・・と、これで完全勝利したと思った貴方は甘すぎます!

何故なら

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この脳まだ生きてます

そしてこの脳は勝利の余韻に浸っている魂斗羅の元に歩み寄ってくるのですが、その姿はかなり気持ち悪いです。

▼ その不気味な蠢きは、下の画像をタップしてご自身の目でお確かめください ▼

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PLAY MOVIE

もうこうなったら撃ちまくるしかない!

そして

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魂斗羅完全勝利

こんなしぶとい奴は見た事ないぞ・・・

最後は「撃ちまくる」で解決。やはり暴力は全てを解決する。魂斗羅が我々に教えてくれた、最も大切な教訓だ。

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見事エイリアンを殲滅し、敵の要塞を後にする魂斗羅達。「平和になったんだから、もう中に入って座ればいいのに」と思うかもしれないが、それは素人の浅知恵である。彼らの辞書に「キャビンへの搭乗」という文字はない。

エイリアンを全滅させた後もミサイルに掴まる。もう危険はないのに。つまり彼らは「掴まりたくて掴まっている」のだ。いやただ単に「ドアの開け方」を知らないだけなのかもしれない。

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そして魂斗羅はエイリアンを倒した英雄として隠れていた大勢の人たちに迎えられて大団円を迎えるのでした。めでたしめでたし・・・

ってちょっと待てー

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・・・貴様。確か最初のステージで襲ってきたよな?

自分の親玉がくたばったら速効で人間側に寝返るとは・・・お前はスネ夫か?

世渡り上手の犬型エイリアン。「勝ち馬に乗る」をリアルタイムで実践。政治家になれる逸材である。

早速ビルに知らせてやりましょう

-- WARNING: INCOMING TRANSMISSION --

おい・・・クズ野郎
そろそろ正体を見せたらどうだ?
くそ…俺の変装を見破っていたのか
「お前のような犬がいるか、サールの手下だな・・・」
「畜生!噛み殺してやる!」
「はーーーーーっっっっ」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄~」
ぎゃふん
「化けるんなら牛にでも化けるんだったな・・・」
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そして世界に真の平和が訪れましたとさ・・・

2636年、魂斗羅は任務を終え日常に戻った。しかし「日常」とは何だ?彼らにとっての「日常」とは、次の戦場を探すことである。結局のところ、人生とは──撃ち続けることだ。止まった瞬間、漢は漢でなくなる。

── それが、魂斗羅スピリッツ ──